秋の味覚と龍を日本画で描く

手作り

はがきサイズの紙に「かぼちゃ,ぶどう,龍」を日本画的水墨画で描く

・かぼちゃは、秋~冬の野菜です

・そのまま、実を描いていきます

・①実→②ヘタ→③色付け、の順に描(か)きます

・大きめの平筆(ひらふで)で、中(ちゅう)くらいの濃(こ)さの墨(すみ)で、正面(しょうめん)のタテスジ線から描きます

・手前3本は、太めに濃いめにし、始まりの入りはシッカリと、筆をクルリとさせながら下へ、一気にタテ線にします

・左右のタテ線は、端(はし)に行くにしたがって、墨の色を薄(うす)くしていきます

・後ろ側のかぼちゃの点は、周(まわ)りとなじませながら、立体的(りったいてき)な押さえ点で描きます

・上の真ん中の空洞(くうどう)に、ヘタを描きます

・中サイズの丸筆(まるふで)で、濃い墨で、楕円形(だえんけい)と短いスジ線を描きます

・半乾(はんがわ)きになったら、中サイズの平筆で、とても薄い墨を作り、点々タッチでゴツゴツ感を表します

・さらに乾いたら、緑色の絵の具で、中サイズの平筆で、かぼちゃの色付けを所どころにします

・緑色の色付けは、まばらにした方が、かぼちゃのゴツゴツ感を表現できると思います

・ぶどうは、夏~秋の果物です

・①ぶどうの実→②葉→③蔓(つる)と枝、の順に描(か)きます

・中サイズの丸筆で、果実の紫色と青色と紺色を混ぜて、絵の具の色を作ります

・実のまんまるを、クルリと一個ずつ描きます

・青の寒色系(かんしょくけい)を、筆に付け足しながら、果実を丸くまるく増(ふ)やし、ぶどうの形にします

・太めの丸筆で中くらいの濃さの墨で、ハート型が3つくっついている形に、筆をジグザグに動かしながら葉っぱを表現します

・大きめの葉1枚を、ぶどうの真上(まうえ)に、乗(の)せるように描きます

・中サイズの丸筆で中くらいの濃さの墨で、蔓(つる)を描きます

・左上から右下へ、クルクルとひねりながら線を描き、枝先(えださき)はクルンと曲(ま)げると動きのある枝ぶりになります

・葉の左上にも、短い蔓を描き、蔓の枝がつながっているようにします

・途中(とちゅう)に、薄墨(うすずみ)で点々タッチで点を付けて、枝のゴツゴツ感を出します

仕上げに

・半乾きになったら、細めの丸筆で少し濃い目で、葉の葉脈(ようみゃく)を描き入れます

・さらに乾いたらもう一度、細筆で濃い青色の寒色系の絵の具で、ぶどうの実一つヒトツに、とても小さい点を付けていきます

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・龍は、「2024年,令和6年」の干支(えと)〈十二支〉でしたが、守り神になると思います

・①顔→ひげ→ウロコ→②如意宝珠の玉、の順に描(か)きます

・中サイズの丸筆で、中くらいの濃さの墨で全体をふちどるように、輪郭(りんかく)として龍を描きます

・細筆で濃い墨で、目玉(めだま)を描き入れます

・口ばしは、赤色と紅色の絵の具で、細筆の丸筆で描き入れます

・細めの丸筆で、中くらいの濃さの墨で、龍の爪(つめ)を描きます

・爪の間に、弧(こ)の曲線(きょくせん)を描き、如意宝珠の丸(まる)い玉にします

・龍の右手の如意宝珠の玉に、黄色または金色の絵の具で、色付けをします

・如意宝珠(にょいほうじゅ)とは=「意(い)のままに願望(がんぼう)を成就(じょうじゅ)させてくれる宝珠の玉」のことです

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