年賀状用「打ち出の小槌」の描き方

手作り

「打ち出の小槌」日本画的水墨画年賀状サイズの描き方

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・打ち出(うちで)の小槌(こづち)は、冬のお正月の絵です

①小槌の側面→②筒→③頭と持ち手→④ひも→⑤松竹梅→⑥一陽来復の文字→⑦ハンコ、の順に描(か)きます

・中サイズの丸筆(まるふで)で少し濃(こ)い目の墨(すみ)で、小槌の側面を渦巻(うずま)きのように、中心からクルクル円(えん)を描きます

・薄(うす)い墨でも、もう一度なぞると、立体感(りったいかん)が出ると思います

・筒の線(せん)を、上→下→奥(おく)と3本描きます

・丸(まる)めに柔(やわ)らか目に、素早(すばや)く描くと、整(ととの)うと思います

・頭(あたま)は、鶏(にわとり)のトサカのような、3つ分(わ)かれた形(かたち)を作ります

・持ち手(もちて)も、三味線(しゃみせん)のバチような型(かた)で、曲線(きょくせん)を意識(いしき)しながら素早(すばや)く描きます

・ひもは、穴(あな)が開(あ)いた丸をクルリと描きます

・ひもがつながって、結(むす)び目と、垂(た)れたひもを2本描きます

・ひもは、横(よこ)や斜(なな)めに振(ふ)り払(はら)った方が、動(うご)きがある表現(ひょうげん)が出来(でき)ると思います

・「松竹梅しょうちくばい」の絵は、梅(うめ)と松(まつ)に色を入れます

・⓵梅→⓶竹→⓷松、の順に描きます

・梅、紅梅(こうばい)は、赤色&紅色と白色を、細めの丸筆で混(ま)ぜ合(あ)わせます

・5枚の花びらを、小さく丸く描き、真ん中(まんなか)は余白(よはく)作ります

・梅の花は、3個描きました

・半乾(はんがわ)きになったら、細(ほそ)い平筆(ひらふで)で黄色&黄土(おうど)色を混ぜて、真ん中に花粉(かふん)を描きます

・細めの丸筆で薄めの墨で、梅の花の上と下に枝(えだ)を描き足(た)します

・竹(たけ)も同じ筆と墨で、竹の葉(は)の3枚セットを、3個描きます

・筆先(ふでさき)を、下へ振り払った方が、描きやすいと思います

・松(まつ)は、細筆で濃い目の墨で、松の枝を細(こま)かく描きます

・まず横線(よこせん)をギザギザに、長(なが)めな2本を、二段(にだん)描きます

・次に、横線から上へ、熊手(くまで)のように、一ヶ所から多方面(たほうめん)に伸(の)ばします

・細い松の葉は、まつ毛を描くように1本1本、丁寧(ていねい)に表現します

・乾いたら、小さい平筆で、松の緑色&きみどり色を、混ぜ合わせて作ります

・松は、お山(やま)のように丸めに、ポコポコ塗(ぬ)ります

・緑色も、濃淡(のうたん)を付けると、立体感が出ると思います

・書道用(しょどうよう)の細筆と、そのまま黒(くろ)い墨を用意(ようい)します

・「一陽来復いちようらいふく」の、四文字をタテに書きます

・今回は、右上の余白に書きました

・「良くないことが終わり、明るい新年が来る」という意味です

・朱色(しゅいろ)の朱肉(しゅにく)で、お好きなハンコの印鑑(いんかん)を、押(お)します

・今回は、左下の余白にしました

・ハンコを押すと、日本画的なって、彩(いろど)り豊(ゆた)かに見えます

・筆(ふで)

・墨(すみ)

・すずり

・紙,ハガキ

・絵の具(えのぐ)

・皿(さら)

・水入れ

・ミニタオル

・印鑑(いんかん)&朱肉(しゅにく)

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