長野県信州の別所温泉にある『北向観音』(きたむきかんのん)
場所
・長野県上田市(うえだし)別所温泉(べっしょおんせん)1666です
・新幹線で「上田駅うえだえき」に行き、「上田電鉄別所線」に乗り換えます
・終点の「別所温泉駅」で、下車して、徒歩10分ほどです
道中
・なだらかな登り坂が、続きます
・左右は、なつかしい建物の商店街が、並んでいます
・夏は店舗の玄関先に、樽(たる)に入ったピンク色の蓮の花(はすのはな)が、飾られています
階段を降りて
・『北向観音』と言う、門構え(もんがまえ)の看板の下をくぐって、階段を降りて行きます
・参道(さんどう)には、赤い傘(かさ)とベンチが、並んでいます
・左右に茶店(ちゃみせ)や、おみやげ屋さんが、あります
・風鈴(ふうりん)が、涼しげに売られていました
階段を登って
・茶店の参道をぬけると、登りの階段があります
・登ってスグ前に、『北向観音』のご本堂(ほんどう)に、たどり着きます
・本来お寺様のお御堂(みどう)は、北を背にして、正面は南に向いています
・けれど、この『北向観音』様は、めずらしく正面が「北向き」になっています
・825年に創建されました
・厄除(やくよ)けの観音様として、縁結びのパワースポットとして、有名です
・左側手前に「手水舎(てみずしゃ)」があり、温泉の温(あたたか)いお湯が、出ています
・左奥が「社務所」になり、御朱印帳を書いていただけます
・左手前奥は「三十三番観音様」が、祀(まつ)られています
・右側は「鐘撞堂(かねつきどう)が、建てられています
鐘撞堂の横に「愛染(あいせん)カツラの木」が、植えられています
北向きに安置(あんち)の訳(わけ)
・御本尊(ごほんぞん)様は、千手千眼観世音菩薩(せんじゅせんがんかんぜおんぼさつ)様です
・夜空の北斗星(ほくとせい)が、暗い夜の指針(ししん)になるように、との願いが込められています
・現世(げんせ)の民衆の、ご利益(りやく)を導(みちび)く、霊力(れいりょく)のある千手千眼観音様は、長野市にある未来にご利益のある「善光寺」さんと相対(あいたい)するように、北向きにされたそうです
・『北向観音』様と、「善光寺」さんの、両御本尊様を片寄(かたよ)りなく参拝する、ために考えられました
眺(なが)め
・本堂の前の広場は、高台(たかだい)のように見晴らしが良く、山々がキレイに映(うつ)っていました
・夏なので、盆踊りのやぐらが、組まれていました
・赤と白の提灯(ちょうちん)も、かわいかったです
*めずらしい位置関係の『北向観音』様の、お詣(まい)りができて、感動的でした~
*御本堂(ごほんどう)も、周りの建物も、とても立派でした~
⁂ご覧いただきまして、ありがとうございました~